加温面積が広く、多くの発芽・育苗処理のできる事が特徴の昭和精機工業さんの「ひなたぼっこ760 HB-10」。
寒冷地に住んでいて発芽処理が苦手だったので失敗をカバーできるかなと興味を持ちました。
発芽までの期間を短くもできるしね
使ってみた所、とても満足できる商品でした。
今回は昭和精機工業さんの「ひなたぼっこ760 HB-10」をレビューします。
それではよろしくお願いします。
サイズの大きいフード付き園芸マットも購入した理由
北海道のような寒冷地では夏が短く家庭菜園を楽しめる期間も短いです。育苗に失敗するとその回復が困難になります。
そのため予定よりもある程度多めに発芽処理をしています。
発芽率は100%じゃないしね
以前、ヒートマットを購入して加温処理の便利さを知りました。これは良い。だが小さい。
ということで少し大きいヒートマットの購入を決心。
色々とショップを見回していたところ、フード付きの園芸マット(ヒートマット)を見つけたのです。
サイズは横幅760ミリのものを購入。
もうひとサイズ上もありました。しかしラックにジャストフィットなのはコレだったのです。
ひなたぼっこ760 HB-10のレビュー
開封の儀
商品が届き早速開封してみました。部品数はそれほど多くありません。
重量もさほど重くないです。
段ボールが若干小さいためかヒートマットは湾曲していました。
使えば柔らかくなるよ
パーツはシンプルにこれだけです。
各パーツ画像と説明書
袋から出してみたのがこちら。とてもシンプルです。
気を付ける点としては下部で使うコーナージョイントに向きがあることです。
組み立ててみた様子がこちら。
フード(説明書ではドームと記述)も付属。まるでビニールハウス。
内部中央にある1本の紐は前面のファスナーを開けたときに捲り上げたビニール部分をまとめておくものです。
画像からわかる通りフードの四隅には結びつけて固定するための紐があります。
しかし使いにくいので入口以外の部分をセロテープで貼りつけています。
本来は骨組みを紐で結ぶのです
説明書は紙1枚です。組み立ては難しくありません。使用方法もコンセントを挿すだけ。
サイズ感
説明書によるとサイズは幅810ミリ、奥行き405ミリ、高さ300ミリとなっています。
置く場所の参考にしてね
棚板が網状のラックに置く場合は温度が逃げます。
底面に段ボールや発泡スチロールなどを敷くと温度の流出を少し防げます。
最初は網状のラックを使っていました。ですが温度ができるだけ逃げないように板状のラックに変更しました。
使ってみた
実際に使用してみたのがこちら。画像には100均ショップダイソーの水切り籠が3つほど入っています。
それでも多少は余裕がある状態です。
説明書にはマットを保護する場合はビニールシートを被せてくださいとあります。
必要に応じて使ってねと。
ここが気になる点
使っていて気になった点は結露すること。
マットで温めているためフード内外では温度差があります。結露するのは仕方ありません。
【まとめ】多くの種を発芽・育苗するなら役立つアイテム
昭和精機工業さんの「ひなたぼっこ760 HB-10」は発芽処理をたくさんできる点が高評価です。
最近では種苗店やホームセンターでは苗を取り扱っていない野菜も見るようになりました。
そんな野菜は種から育てるしかありません。
そんな時に発芽を手助けしてくれる「ひなたぼっこ」は強力な味方になってくれます。
使用していて気付いたのですが、環境によっては結露します。その場合は新聞紙を敷いて水を吸わせて処理をしています。
また、この商品には温度調節の機能はありません。必要であればサーモスタットなどを別途用意する必要があります。
寒くなければ朝起きたら電源を切れば良いんだけどね
これらのデメリットを差し引いても発芽の期間を短縮できる「ひなたぼっこ760 HB-10」は強力な助っ人です。
ということで、今回は昭和精機工業さんのひなたぼっこ760 HB-10のレビューをお届けしました。
今後調べて更新しますので、またご訪問下さい。ありがとうございました。